久しぶりにAMD製品で気になっていたA10-7850K。ずっと品薄だったが先週在庫を見つけてポチってみた。intel Core i 系の内蔵グラフィクスが自作では選択肢が少ない、特に最上位のIris Pro は気軽にソケット交換とは行かず、ベアボーンで少しあるくらいか。 そこへKaveriベースAPU最上位モデル、A10-7850Kが出たので食指が動いたわけです。 ベンチ自体はいろんなサイトで既報ですが、内蔵グラフィックでもゲームによっては十分実用になりそうな性能です。そんな中、メモリーは高速なほうがいいという情報もあり実際どんだけ違うのかをチェックしてみようと思いました。 CPUはDDR3-2400MHzまで対応しているようなのでマザーも対応しているものを購入。メモリーも2400MHzを買い、テストには手持ちの1600MHzを使いました。 CPU:A10-7850K マザー:ASUS A88XM-PLUS(Micro ATX) メモリー:G.skill F3-2400C10D-8GTX(DDR3-2400MHz 4GBx2) 比較用 CFD elixir W3U1600HQ4G(DDR3-1600MHz 4GB*2) これに OS:Windows 7 Professional 64bit グラフィックドライバ:Catalyst 14.2 v1.3 beta(Mantle対応版) といった構成です。UEFI設定はデフォなのでCPU、GPUともにオーバークロックはなしですが、それぞれ自動ブースト機能は有効な状態です。 APUだけで完結するし小さ目で組むことも考えてMicroATXマザーにしましたが 現状普通のミドルタワーに組んでますw CPUクーラーはさすがにリテールでゲームはないかと思いENERMAXのCPUクーラーに換えました。 メモリーとそれぞれのUEFI画面での情報です。2400MHzのクロックが1333MHzになっているのかはよくわかりません。上部のメモリー容量の表記部では2400MHzなんですが・・・。 では実際にFF14ベンチ(標準品質)とドラクエ10ベンチ(最高品質)をフルHD(1920x1080)で実行した結果です。 << 2014.6.16 訂正追記:尚、いただいたコメントで実行したFF14ベンチがキャラクター編ではなくワールド編であることが分かりました。私はそのことにはまったく気づいておらず、キャラクター編だと思い込んでいました。ということでキャラクター編のベンチ結果を最後のほうに追記しております。通りすがりさんにはコメントいただきありがとうございました。危うくミスに気付かないところでございました。感謝!>> まずはDDR3-1600MHz から ドラクエ10ベンチは最高画質にもかかわらず普通レベルになっています。十分遊べそうな動きでした。 FF14ベンチは標準画質ですが「やや快適」となっています。ただし2656のスコアでは実際のゲームでは少しつらい感じがします。(2014/6/14追記:FF14ベンチがワールド編でした。キャラクター編は最後に追加掲載しました。) 次にDDR3-2400MHz 正直それほど違わないのではと思っていたのですが、差は歴然。違いすぎるくらい違いますね。メモリーの価格差は4000円程度、なのにスコアはドラクエ10ベンチで156%、FF14ベンチで126%と大幅アップしました。 A10-7850でDDR3-2400MHzは必須条件のようです。(2014/6/14追記:FF14ベンチがワールド編でした。キャラクター編は最後に追加掲載しました。) ついでにマザー付属のASUS AI Suite 3で Auto Tuiningを実行してオーバークロック設定にしてみました。 上げ幅はCPU4.1GHz、GPU 900MHzという値になりました。CPUは通常ブースト時のクロックを常時というところでしょうか。GPUは25%アップなのでそこそこ。ブースト+αといった感じですね。電圧は変わらずのようなのでこんなところでしょう。 そしてFF14ベンチの結果は とそこそこアップしています。もっともPCwatchのこのレビューでは4000超えたスコアが出ています。クロックアップはしていないし、ドライバは違うのだけど他の要因はよくわかりません。(2014/6/14追記:FF14ベンチがワールド編でした。キャラクター編は最後に追加掲載しました。スコアの違いはこのが原因だと思われます。) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20140114_630739.html で、この状態で実際ゲームをしてみると30fps前後でプレイできます。人が多い街中では25,6fps程度でした。標準設定ではキャラの影が表示されないのが残念ですが、十分プレイはできそうです。 <<2014/6/16追記:キャラクター編の結果>> FF14ベンチキャラクター編の結果です。なお、上記クロックアップ後のベンチになります。 ●標準品質(デスクトップPC) ●最高品質 標準品質はPCwatchの記事とほぼ同じになりました。ついでに最高品質も掲載しておきます。最高品質だとちょっとゲームするには苦しいですね。解像度をフルHDから落とせばまた違ってくるかもしれませんが。 常用できるか実際のプレイ中に温度とCPU使用率を見てみました。 温度がCPUクーラーを換装したこともあって47℃とまったく問題ないレベル。CPU使用率は若干高め(キャラクタが多い場所で確認したのでほぼ最高時だと思います) GPUに割り当てたメモリーはデフォだったので1GB。これをUEFI設定から2GBにしてみましたがFF14ベンチのスコアはほとんど変わらず。ですがCPU使用率は下がりました。テクスチャ転送頻度が少なくなったからでしょうか。 こういう比較もこれだけ結果に反映されると思い白いですね。A10-7850K、ドラクエ10程度のゲームなら十分フルHDでメインマシンになりえそうだし、FF14でも標準画質で構わないならやはり行けそうです。あとは予算ついたらビデオカード買い増しでもいいし。サブに回してもいい。なによりAPU単体でこれだけ動くのだからビックリです。 CPUクーラーとケースファンくらいで済むのでゲームプレイ中もFANの音が気にならず、静かにできるのもメリットかもしれませんね。 あとはMantle対応であることこれも魅力ですね。これからBF4をインストールしてみたいと思っています。さてさてどんな感じなんでしょうね。 まだまだ品薄なようですが、もう少し待てば安定して価格も下がってくるのではないでしょうか。 |
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FF14のワールド編じゃなくてキャラクター編でベンチマーク取ってみてはどうでしょうか? |
通りすがり 2014/05/24 07:15 |
通りすがりさん、コメントいただきありがとうございます。おかげでワールド編でベンチしてしまったミスに気づきました。ずっとキャラクター編のつもりだったとはお恥ずかしいことです; |
あるじ 2014/06/16 20:49 |
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