iPhone、AndroidをSIPアプリ(エイジフォンなんかで)ひかり電話の子機にしてみる
我が家はやっと今年になって光が開通した。それからずっとやってみようと思いつつ手付かずだったが、iPhoneを「ひかり電話」の子機に登録してみることにした。なお、これを見ても、ネットワーク設定や配線に自信のない人はやらない方がいい。ループなど起こして収拾がつかなくなることもあるし、NTTレンタルルーター内の接続も変更するので保障が受けられなくなる可能性もある。お決まりのあくまで自己責任でということになります。
さて、我が家のフレッツ光はネクストファミリーハイスピードだ。フレッツ光はサービスがいくつかあってそれぞれ宅内の機器構成が違うようだが、iPhoneをひかり電話の子機にするだけなら割と簡単だ。しかし、DDNSを有効にしたいとか、ローカルにVPNで外部からアクセスしたいとか、ついでに外部からでも子機として使えるようにしたいと思うとちょっと面倒になる。実際に接続してる人も多いようだが、調べてみると機材が我が家と違う、一番のポイントはNTT西日本レンタルのONU内臓CTU(ルーター)PR-S300SEだ。うまくいってるケースはほとんどCTU(ルーター)とONUが別機器のようだが我が家に来たものは一体型のPR-S300SEだった。また、ルータがBHR-4RVというケースも多い。
とりあえずタイトルにも書いた手持ちのバッファローWZR-HP-G300NHを生かす方向でPPPoEブリッジで接続していろいろ設定してみたが、うまく行かない。どうしたものかと考えあぐね、NTTレンタルのルータを眺めているとちょっとしたカバーがある。外してみるとビンゴ! 写真のようになっていた。
ルータ正面に向かって左後ろにあるカバーを外したところだがなにやらLANコネクタがあるではないか。このPR-S300SEはONUとCTU(ルーター)一体型だが同じモデルでもONUが別のものもあるようだ。そして光ケーブルは本体の一番下に接続されている。ということはこれは内部のONUとルータ部を繋ぐLANケーブルではないかと考えられる。
”コネクタがあればこれは簡単に分岐できるじゃないか!!”とかなり喜んだ^^
接続イメージはこんな具合だ。
(※しつこいかも知れないけど、この図を見て意味が分からないならば実行しないほうがよいと思う)
実際はもっとHUBなどあるが簡略化している。ポイントはネットワークHUBを使ってONUから並列に2つのルーターをぶら下げるところと2つのルータのLANポート間(WANではない)を接続するところだ。なお、このLAN間接続は2つのルーターの設定が完了するまではやらないほうが無難かも。ループなど発生すると収集がつかなくなる。HUBは普通のGigabitポートのHUBでOK。3ポートしか使わないので5ポートHUBでこと足りる。
接続変更した後がこんな感じ。内部のケーブルは短いので延長のためのアダプタを買ってきた。ちなみにストレートでOKのようだ。クロスと間違えないよう気をつけたほうがいい。カバーにも余裕で穴が空いてるので問題なく元どおり。
1.PR-S300SEのPPPoEを切断状態にしてDHCPv4サーバーをOFFにする
VPN、DDNSはG300NHの機能を使って行うのでPR-S300SEのルーター機能は使わない。PPPoE接続もいらないのでPR-S300SEのLANポートに設定用のPCを接続し設定ページを開いたら基本設定>接続先設定から接続先名だけ残して(設定して)、ID、パスワードを削除しておく。これで接続は停止中になる。元々こちらでPPPoEを使ってなかったならそのままでOK。
次に詳細設定>DHCPv4サーバー設定からLAN側IPアドレスを設定する。これは今回すべての機器で統一のセグメントとして割り振る。今回の例では"192.168.1.212とする。後で設定するバッファローG300NHのDHCPサーバーがリースする範囲とかぶらなければ最後のセグメントは任意でよい。
次に下のチェックボックスを外して、DHCPv4サーバー機能をOFFにする。(バッファローのルータと競合しないようにする)ここで設定ボタンを押すのだが、押したあとは当然PCから設定ページを開けない。確認するにはPCのネットワーク接続アダプタのIPアドレスを手動設定して確認する。(例192.168.1.2など)
ひかり電話は別セッションなのでPR-S300SEを先の図のようにHUBと接続した時点で何もしなくても使えるようになっているはずだ。使えないなら接続が間違っている。まだ設定はあるのだがひとまずここまででバッファローのルーターの設定に移る。
2.バッファローWZR-HP-G300NHの接続設定とDHCP設定をする。
バッファローG300NHのLANポートに設定用のPCをつないで、PPPoEの接続設定をする。接続を確認したら
Internet/LANのLANメニューでLAN側のIPアドレスとDHCPサーバー設定をする。
IPアドレスは192.168.1.1にDHCPサーバーは192.168.1.2から48台とした。実はこのルーターのローカルアドレスのセグメントはVPN接続を考えるとあまりなさそうなセグメントにしておいたほうがいいようだ。(例えば、192.168.241.1、DHCPが2~)VPN発信するときWiFi環境のローカルセグメントとかぶるとVPNが成立しないようだ。なので適当に変えるとよいと思う。
このあたり特に難しくもないと思う。G300NHとPR-S300SEをかぶらず同一のローカルセグメントに配置するだけの設定だ。これが終わったら2つのルーターのLANポートをケーブルでつなぐ。しばらく様子を見てPCからインターネットなどに問題なく繋がるようなら設定完了。G300NHのLANポートに繋いだPCからでもPR-S300SEの設定画面が開けるはずだ。開けないならアドレスの入力ミスとか設定ミスだろう。もしマウスがカクカクして重い動きになったら間違いなくループしている。なのでとりあえずケーブルを抜いて接続から設定と再確認してみる。
3.iPhoneを光電話の子機として登録する
さてここまで来たらいよいよiPhoneを光電話の子機として登録する。無線LANは繋がっているものとして設定は省略。まずは、NTTのPR-S300SEの設定画面を開き、電話設定>内線設定と進む。内線番号1、2番は裏のアナログ電話用のポート設定になるので触らないこと。3番以降に5台まで子機として登録できるようだ。
とりあえず3番をクリックしたら設定画面になるので以下のように設定する。内線番号、ニックネーム、ユーザIDすべて”3”にしてパスワードを設定。
電話番号は追加番号を取得しているので2つあるが、子機として登録したいものだけチェックした。4番にはiPodTouchを登録してみた。
4.iPhone側アプリ、エイジフォンの設定
iPhoneにSIPアプ「エイジフォン」をインストールする。他にもSIPアプリは沢山あるが、ひかり電話の子機登録が簡単そうで実績もあるのでこれにした。
インストール後起動したら設定画面が開くと思う、若葉マークの簡単設定でも良いと思うが詳細から入ってプライマリSIPアカウントを開いたらルーターに登録した端末情報を入力する。ドメインにはルーターRS-S300SEのアドレスを入れれば良い。
あとはずっと下までスクロールさせてリモート起動を設定する。着信しなくて良い場合はそのまま、したい場合はオンにする。
これで登録できたはずなので設定の初期画面までもどり、下のダイヤルボタンをタップすればダイヤルボタン画面になる。画面上に”ダイヤルできます”と表示されれば登録完了。とりあえず、”1”にダイヤルして内線にかけてみればテストできる。うまくいったら家族なり、友人なり、2台目の携帯なり外線発信もテストしてみる。iPodTouch4世代でも動作確認できた。
5.DDNSの設定
ここから先は家の中で子機として登録できれば良いという場合は必要ない。外出時に自宅ネットワークに接続したい場合の設定だ。この辺りは他のブログなどにも既出なので簡単に済ませる。事前にDyndnsのサイトでドメインを取得しておく。設定はバッファローG300NHの設定画面を開き、Internet/LANのDDNSで行う。例ではDyndnsだがバッファロー(有料)も使えるようだ。
6.VPN(PPTP)サーバーの設定
VPNの設定はInternet/LAN>PPTPから行う。まずPPTPサーバー機能、使用するにチェックを入る。認証は一番頑丈そうなのを選ぶ。
下の「PPTP接続ユーザーの編集]に進んで、ユーザー名、パスワードを任意で、IPアドレス割り当てをDHCPで設定。
設定が終わればDDNSの画面で更新完了(早いと数分で登録される)を確認しておく。
7.iPhoneでVPN接続を作成する
iPhoneの設定からVPN>VPN構成の追加を開く。PPTPを選択して説明(任意)、サーバー(DDNSドメイン名)アカウント(VPNユーザー名)を入れて保存する。
設定はこれで完了。あとはiPhoneのWifiをオフにして3Gでテストする。VPNをオンにするとパスワードを聞いてくるので入れる。数十秒まっていると開始中とかメッセージ出しつつ接続される。これですべて完了だ。3G回線のままエイジフォンで内線番号1でダイヤルすると家の電話に繋がる。別の携帯番号などを入れると家の電話番号でかかる。うまくいくとそれだけで楽しいが便利でもあり安くもある。
移動中だとVPNが切断されたりするので常にというのは難しいが、安定したポイントなら品質もわるくない。家に電話をかけるとiPhoneにも着信してくれる。さすがに接続が切れている間の着信は確かめようがないが。
最後に買ったばかりのアンドロイド TABLET EeePad Transformer TF101にもSIPアプリを入れてみた。「CSipSimple」という無料のアプリだ。単純に評価が高かったのでこれにした。アンドロイド版Sipも沢山ありすぎてわからない。エイジフォンのアンドロイド版はGalaxy S 、Galaxy SII 限定なのが残念だ。早く3系まで対応してほしい。ちなみにTF101はスピーカーとマイクのみなので常にハンズフリーでの会話となる。まあ、耳に当てて話せてもやらないわな絶対w Bluetoothのヘッドセットならつかえるんか?
内線会話中の図。
ということで一気に全部書いたので長くなってしまった。疲れたのでおしまい。
おまけ
(※次の記事で書いていたものですが、こちらにあった方が良いのでコピーしておきます)
SIPアプリを入れたと前回書きましたが、CSipsimpleで実は外線発信ができないことがわかりました。内線テストして安心していたので気づきませんでしたが、ちょこっと設定触っていたら外線発信もできたのでおそらくコレだろうと言う設定を載せておきます。要はひかり電話用のコーデックを追加しておくだけです。
まずはAgephone(エイジフォン)とほとんど同じ設定をクライアント設定にします。
コーデック一覧から「G729 8kHz」を追加で有効にする。これで良いようです。
さて、我が家のフレッツ光はネクストファミリーハイスピードだ。フレッツ光はサービスがいくつかあってそれぞれ宅内の機器構成が違うようだが、iPhoneをひかり電話の子機にするだけなら割と簡単だ。しかし、DDNSを有効にしたいとか、ローカルにVPNで外部からアクセスしたいとか、ついでに外部からでも子機として使えるようにしたいと思うとちょっと面倒になる。実際に接続してる人も多いようだが、調べてみると機材が我が家と違う、一番のポイントはNTT西日本レンタルのONU内臓CTU(ルーター)PR-S300SEだ。うまくいってるケースはほとんどCTU(ルーター)とONUが別機器のようだが我が家に来たものは一体型のPR-S300SEだった。また、ルータがBHR-4RVというケースも多い。
とりあえずタイトルにも書いた手持ちのバッファローWZR-HP-G300NHを生かす方向でPPPoEブリッジで接続していろいろ設定してみたが、うまく行かない。どうしたものかと考えあぐね、NTTレンタルのルータを眺めているとちょっとしたカバーがある。外してみるとビンゴ! 写真のようになっていた。
ルータ正面に向かって左後ろにあるカバーを外したところだがなにやらLANコネクタがあるではないか。このPR-S300SEはONUとCTU(ルーター)一体型だが同じモデルでもONUが別のものもあるようだ。そして光ケーブルは本体の一番下に接続されている。ということはこれは内部のONUとルータ部を繋ぐLANケーブルではないかと考えられる。
”コネクタがあればこれは簡単に分岐できるじゃないか!!”とかなり喜んだ^^
接続イメージはこんな具合だ。
(※しつこいかも知れないけど、この図を見て意味が分からないならば実行しないほうがよいと思う)
実際はもっとHUBなどあるが簡略化している。ポイントはネットワークHUBを使ってONUから並列に2つのルーターをぶら下げるところと2つのルータのLANポート間(WANではない)を接続するところだ。なお、このLAN間接続は2つのルーターの設定が完了するまではやらないほうが無難かも。ループなど発生すると収集がつかなくなる。HUBは普通のGigabitポートのHUBでOK。3ポートしか使わないので5ポートHUBでこと足りる。
接続変更した後がこんな感じ。内部のケーブルは短いので延長のためのアダプタを買ってきた。ちなみにストレートでOKのようだ。クロスと間違えないよう気をつけたほうがいい。カバーにも余裕で穴が空いてるので問題なく元どおり。
1.PR-S300SEのPPPoEを切断状態にしてDHCPv4サーバーをOFFにする
VPN、DDNSはG300NHの機能を使って行うのでPR-S300SEのルーター機能は使わない。PPPoE接続もいらないのでPR-S300SEのLANポートに設定用のPCを接続し設定ページを開いたら基本設定>接続先設定から接続先名だけ残して(設定して)、ID、パスワードを削除しておく。これで接続は停止中になる。元々こちらでPPPoEを使ってなかったならそのままでOK。
次に詳細設定>DHCPv4サーバー設定からLAN側IPアドレスを設定する。これは今回すべての機器で統一のセグメントとして割り振る。今回の例では"192.168.1.212とする。後で設定するバッファローG300NHのDHCPサーバーがリースする範囲とかぶらなければ最後のセグメントは任意でよい。
次に下のチェックボックスを外して、DHCPv4サーバー機能をOFFにする。(バッファローのルータと競合しないようにする)ここで設定ボタンを押すのだが、押したあとは当然PCから設定ページを開けない。確認するにはPCのネットワーク接続アダプタのIPアドレスを手動設定して確認する。(例192.168.1.2など)
ひかり電話は別セッションなのでPR-S300SEを先の図のようにHUBと接続した時点で何もしなくても使えるようになっているはずだ。使えないなら接続が間違っている。まだ設定はあるのだがひとまずここまででバッファローのルーターの設定に移る。
2.バッファローWZR-HP-G300NHの接続設定とDHCP設定をする。
バッファローG300NHのLANポートに設定用のPCをつないで、PPPoEの接続設定をする。接続を確認したら
Internet/LANのLANメニューでLAN側のIPアドレスとDHCPサーバー設定をする。
IPアドレスは192.168.1.1にDHCPサーバーは192.168.1.2から48台とした。実はこのルーターのローカルアドレスのセグメントはVPN接続を考えるとあまりなさそうなセグメントにしておいたほうがいいようだ。(例えば、192.168.241.1、DHCPが2~)VPN発信するときWiFi環境のローカルセグメントとかぶるとVPNが成立しないようだ。なので適当に変えるとよいと思う。
このあたり特に難しくもないと思う。G300NHとPR-S300SEをかぶらず同一のローカルセグメントに配置するだけの設定だ。これが終わったら2つのルーターのLANポートをケーブルでつなぐ。しばらく様子を見てPCからインターネットなどに問題なく繋がるようなら設定完了。G300NHのLANポートに繋いだPCからでもPR-S300SEの設定画面が開けるはずだ。開けないならアドレスの入力ミスとか設定ミスだろう。もしマウスがカクカクして重い動きになったら間違いなくループしている。なのでとりあえずケーブルを抜いて接続から設定と再確認してみる。
3.iPhoneを光電話の子機として登録する
さてここまで来たらいよいよiPhoneを光電話の子機として登録する。無線LANは繋がっているものとして設定は省略。まずは、NTTのPR-S300SEの設定画面を開き、電話設定>内線設定と進む。内線番号1、2番は裏のアナログ電話用のポート設定になるので触らないこと。3番以降に5台まで子機として登録できるようだ。
とりあえず3番をクリックしたら設定画面になるので以下のように設定する。内線番号、ニックネーム、ユーザIDすべて”3”にしてパスワードを設定。
電話番号は追加番号を取得しているので2つあるが、子機として登録したいものだけチェックした。4番にはiPodTouchを登録してみた。
4.iPhone側アプリ、エイジフォンの設定
iPhoneにSIPアプ「エイジフォン」をインストールする。他にもSIPアプリは沢山あるが、ひかり電話の子機登録が簡単そうで実績もあるのでこれにした。
インストール後起動したら設定画面が開くと思う、若葉マークの簡単設定でも良いと思うが詳細から入ってプライマリSIPアカウントを開いたらルーターに登録した端末情報を入力する。ドメインにはルーターRS-S300SEのアドレスを入れれば良い。
あとはずっと下までスクロールさせてリモート起動を設定する。着信しなくて良い場合はそのまま、したい場合はオンにする。
これで登録できたはずなので設定の初期画面までもどり、下のダイヤルボタンをタップすればダイヤルボタン画面になる。画面上に”ダイヤルできます”と表示されれば登録完了。とりあえず、”1”にダイヤルして内線にかけてみればテストできる。うまくいったら家族なり、友人なり、2台目の携帯なり外線発信もテストしてみる。iPodTouch4世代でも動作確認できた。
5.DDNSの設定
ここから先は家の中で子機として登録できれば良いという場合は必要ない。外出時に自宅ネットワークに接続したい場合の設定だ。この辺りは他のブログなどにも既出なので簡単に済ませる。事前にDyndnsのサイトでドメインを取得しておく。設定はバッファローG300NHの設定画面を開き、Internet/LANのDDNSで行う。例ではDyndnsだがバッファロー(有料)も使えるようだ。
6.VPN(PPTP)サーバーの設定
VPNの設定はInternet/LAN>PPTPから行う。まずPPTPサーバー機能、使用するにチェックを入る。認証は一番頑丈そうなのを選ぶ。
下の「PPTP接続ユーザーの編集]に進んで、ユーザー名、パスワードを任意で、IPアドレス割り当てをDHCPで設定。
設定が終わればDDNSの画面で更新完了(早いと数分で登録される)を確認しておく。
7.iPhoneでVPN接続を作成する
iPhoneの設定からVPN>VPN構成の追加を開く。PPTPを選択して説明(任意)、サーバー(DDNSドメイン名)アカウント(VPNユーザー名)を入れて保存する。
設定はこれで完了。あとはiPhoneのWifiをオフにして3Gでテストする。VPNをオンにするとパスワードを聞いてくるので入れる。数十秒まっていると開始中とかメッセージ出しつつ接続される。これですべて完了だ。3G回線のままエイジフォンで内線番号1でダイヤルすると家の電話に繋がる。別の携帯番号などを入れると家の電話番号でかかる。うまくいくとそれだけで楽しいが便利でもあり安くもある。
移動中だとVPNが切断されたりするので常にというのは難しいが、安定したポイントなら品質もわるくない。家に電話をかけるとiPhoneにも着信してくれる。さすがに接続が切れている間の着信は確かめようがないが。
最後に買ったばかりのアンドロイド TABLET EeePad Transformer TF101にもSIPアプリを入れてみた。「CSipSimple」という無料のアプリだ。単純に評価が高かったのでこれにした。アンドロイド版Sipも沢山ありすぎてわからない。エイジフォンのアンドロイド版はGalaxy S 、Galaxy SII 限定なのが残念だ。早く3系まで対応してほしい。ちなみにTF101はスピーカーとマイクのみなので常にハンズフリーでの会話となる。まあ、耳に当てて話せてもやらないわな絶対w Bluetoothのヘッドセットならつかえるんか?
内線会話中の図。
ということで一気に全部書いたので長くなってしまった。疲れたのでおしまい。
おまけ
(※次の記事で書いていたものですが、こちらにあった方が良いのでコピーしておきます)
SIPアプリを入れたと前回書きましたが、CSipsimpleで実は外線発信ができないことがわかりました。内線テストして安心していたので気づきませんでしたが、ちょこっと設定触っていたら外線発信もできたのでおそらくコレだろうと言う設定を載せておきます。要はひかり電話用のコーデックを追加しておくだけです。
まずはAgephone(エイジフォン)とほとんど同じ設定をクライアント設定にします。
コーデック一覧から「G729 8kHz」を追加で有効にする。これで良いようです。
この記事へのコメント
私がこれができたら楽なのにっていう、NTTルータ内部のONU分岐について触れられているので最高です!
iphone4のAGEphone設定項目についても、何を意味していて入力するのかが明確なので、助かります。早速1GbLANハブでも買うこととします。
結論:宅内LAN環境でAGEphoneにiphone4からアクセスして使用すると、その後にwifiでの接続ができなくなってしまいました(汗)
CTU=無線親機のLANポート間の接続を解除するとiphone4はもとの無線親機を見にいきます。
その他の設定に関しては主様の言うとおり簡単だったのですが・・・・。
ONU→ハブから同一セグメント上でとはいえ、CTUと無線LAN親機を並列にぶらさげている格好ですので、各々のLANポートを接続した瞬間に、VoIPアダプタとしてだけ機能しているCTUに無線LAN親機のWifi接続を利用してiphone4からアクセスしている訳ですから、最終的には有線接続という格好になってしまっているのかなぁとは判断しているのですが。
宅内・宅外問わず使用できるようにするには何か良い知恵はないものでしょうか。
NTT製光モデム :RV-S340HI
バッファロー製無線LANルーター :WZR-HP-G302H
あくまでも3G回線を利用して、ということを想定されてますよね。
勘違いしてました、すみません。
私の場合、自宅内ではバッファローの無線LANルーターにWifi接続し、AGEPhoneを起動するだけで子機として認識され、他のネットアプリも問題なく使用できています。
自宅LAN内と外部からの違いはVPN接続するかしないかだけの違いです。
AGEPhoneは単なるアプリとして光ルーター部と通信しているだけなので他のアプリに影響はないはずなのですが。また、AGEPhoneが子機として使えている以上はWifi接続も維持されていることになります。
とりあえず不具合が起きそうな点で考えられるのはNTTの光ルーター側のDHCPがOFFになっていないとかでしょうか。DHCPサーバーはバッファローのルーター側だけにします。また、光ルーターのIPアドレスはDHCPのリースアドレス外に設定しなければなりません。DHCPが192.168.1.2~30までリースできる設定だとすれば光ルータ側は31~に設定しなければなりません。
光ルーターの型番が違うようですので設定項目等違いもあるかと思いますが、自宅LAN内については基本DHCPと各機器のIPアドレスの問題かと思います。構成を再度整理確認されてみたはいかがでしょうか。
BHR-4RVとPR-300HIの組み合わせで、
外部からVPNでひかり電話を使用していました。
接続は4RVから300HIにWANとLANポートにそれぞれUTPケーブルを接続した
構成で、ループも発生する事なく使用できておりました。
しかしWZR-HP-AG300Hを購入したタイミングで
PR-300HIが故障しPR-400NEに変わり、
上記接続をしたところ、ループが発生してしまいまいました。
LAN側DNS指定等いろいろ試しましたが、ループは解消には至りませんでした。
こちらのサイトを発見し、
同じようにONUの内部分岐を試したところ、ループも発生する事なく
今まで通りVPNでひかり電話も使用できました。
副産物としてWANポートが1Gになり、
本来のスピードを活かすことができそうです。
一点心配なのは、PR-400NE CTU部がルータの外にさらされているので、
セキュリティ的にどうなのかな?と心配な位です。
非常に参考になりました。
WZR-HP-G301NHで問題なく設定SIPフォンも使用可能になりました。
無事設定できたようでなによりです。
やってみたらできちゃいました♪
ったか、そこにhub入れちゃうんだって凄い盲点でした(笑
ありがとうございました。
ご教授願いたくコメントさせていただきます。
使用ルーター
・PR-S300HI(NTTルーター)
・WZR-HP-G300NH(バッファロールーター)
一応、記載されているとおり設定しました。
・エイジフォンはwifi環境下ではひかり電話の子機として使用することが出来ました。
・iphoneでvpnの設定も出来ました。Safari等でルーターのIPアドレスを入力するとルーターの設定画面が出てきましたので、設定等は間違っていないと思います。
・wifiを切り、3G環境下でVPNに接続し、エイジフォンを立ち上げると接続できません。
あと考えられるとしたらどこの設定が間違っているか分かりますでしょうか。
よろしくお願いします。
3G環境下でVPN接続している場合
エイジフォンのアプリでは接続できないのですが
isipというアプリを使ってみたところ、接続することが出来ました。
ということはエイジフォンの設定がうまくいってないんでしょうか?
http://ameblo.jp/yamamotoy/theme-10053592175.html
ルーターですが、バッファローのAirStation NFINITI WHR-G301N/N
が安くなっていました。
この機種のスペックでも大丈夫なものでしょうか?
最低必要な無線LANの機能を教えて頂ければうれしいです。
既に自宅内の子機としてAG Phoneは使っていて
さらに、外出先でも子機として使いたいと思っていました。
助かりました。
いざやろうと思うと、NTTの電源を切って配線を入れ替えるのでその間に通信が遮断されます
どの手順ですすめたらいいのでしょう?
また「1.PR-S300SEのPPPoEを切断状態にしてDHCPv4サーバーをOFFにする」で
「PR-S300SEのLANポートに設定用のPCを接続し設定ページを開いたら基本設定>接続先設定から接続先名だけ残して(設定して)、ID、パスワードを削除しておく。」とございましたが、
万が一できなかったとき元に戻すため、メモしておこうと思ったのですが
パスワードが「・・・・・」となって表示されていませんでした。
パスワードを知る方はございますか?
プロバイダの契約書に書いてありました。
失礼しました。
集合住宅に住んでいるため拙宅にはRV-S340SEが設置されていますが、試しに分解してみました。
http://www.geocities.jp/poor_financier/pub/OCTEON_Plus.jpg
(少々ピントが呆けた)写真の上半分がひかり電話ルータ、下半分がVDSLモデムのようです。VDSLモデムからひかり電話ルータへ赤と黒の電源ケーブルでDC(5V?)が供給される一方で、ひかり電話ルータのWAN入力は青いLANケーブルでVDSLモデムのWAN出力に接続されています。
PR-300NEも分解してみました。
http://www.geocities.jp/poor_financier/pub/NEC_Broadcom.jpg
写真の右半分がひかり電話ルータ、左半分がONUのようです。
PR-S300NEも分解してみました。
http://www.geocities.jp/poor_financier/pub/NEC_Broadcom.jpg
写真の右半分がひかり電話ルータ、左半分がONUのようです。ONUからひかり電話ルータへ電源ケーブルでDCが供給される一方で、ひかり電話ルータのWAN入力は青いLANケーブルでONUのWAN出力に接続されています。
為ご参考...ONUと(ひかり電話)ルーターの切り離しは公認されている( https://flets.com/hikaridenwa/use/uniport.html )ことに先ほど気がつきました。
尚、1台のONUに複数のルーターを接続した図解はNTT東日本・西日本のサイトには見当たらないようです。
http://www.interlink.or.jp/service/flets/multisession.html
http://www.auhikari.jp/tel/setup_guide/hub/